北海道6日目、約束の地へ…

北海道に入り6日目。いよいよその時を迎える事となった…

…最後の最後に、こんな事になるとは思ってもなかったが。

 

・2021/08/29 札幌駅

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残りはこの宗谷本線…だけではない。3日目、旭川から富良野線に入り、根室本線で滝川に出ているので、納内~近文がまだ取れていないのだ。道中にはでんこの一人、「神居コタン」の由来になっている神居古潭駅もある。しかし稚内行きの特急、宗谷号で通る道中であり、問題なく取れる。

 

…はずであった

 

7:30 特急宗谷 稚内行き

1日1本のみの、札幌から稚内を直接繋ぐ、宗谷号にて稚内に向かう事に。

この特急宗谷、キハ261系は、これまたでんこの一人「美深ふぶ」のモチーフとなった車輛で、ふぶの服の配色は、このキハ261系を参考に作られている。

そして、個人的に全でんこの中で一番のお気に入り、所謂「推し」のでんこがこのふぶである。

その推しのモチーフの車輛に乗って、MO北海道を達成出来るのだ。これほどのふぶ推し冥利はあるまい。

 

さて、いつものように指定席を取り、準備万端で札幌を出発…

 

…?あれ?何か駅ろけサーチの挙動がおかしくないか?

 

電波が弱いのか?…いや、そうでもないな。

 

しかし位置が全然動かん…!こ、これはまさか…!

 

GPSカッター車輛じゃねーか!!!

 

GPSカッター車輛とは、主に窓に日差しや紫外線カットコーティングが施されていると、それにGPSの信号も弾かれて、正しい位置を取得出来ない車輛である。

駅メモer的には、東海道本線の新快速に使われる223系が毎日のように被害者を出しているのでお馴染みだろう。

 

しかしこれは予想外の事態だ…どうする。このままでは宗谷本線どころか納内~近文すらままならんぞ…旭川で次の特急待つか?しかしそれをやると今度はここでやっておきたいミッションが出来なくなる。それだけは絶対に避けたい…

 

とにかく急遽、調べなおした所、宗谷本線の停車駅から廃駅をレーダーで取得する事は可能であり、幸い低速走行や停車時は何とかGPSの信号を取れるみたいなので、レーダーとルートビューンを駆使して、何とか通過駅も取得していく方法で。

 

アッテムト夕張支線の時にも書いたが、ルートビューンでは廃駅を取れないので、間にちょこちょこ挟まる廃駅を、確実にレーダーで潰してく必要があった。

 

気楽に取っていくだけと思ってた宗谷本線(と、納内~近文)の攻略は、一転して一瞬たりとも気の抜けない戦場に変貌してしまったのである。

 

と言うのも、これは宗谷本線を最後に回した理由でもあるのだが、

 

MO北海道を宗谷本線のとある駅で達成したい

 

ので、最低でもその駅より南の駅は取り逃す訳にはいかなかった。

番神経を尖らせたのはまさにその駅周辺である。その駅は停車駅なのでチェックイン出来るが、勿論それは行きでやってはいけない。そうなるとレーダーの範囲も気を遣わなければならないし、ルートビューンだと巻き込んで取得してしまうのでそれも使えない。この時ばかりは本当に普段マトモに使わない脳みそをフル稼働させた。

 

一先ず、その駅を残して周辺を切り取るのには成功し、ルートビューンも巻き込まない位置まで来て、そのまま北上。そして…

 

12:40 稚内

日本最北端の駅、稚内に到着!

日本最北端と最東端の駅を、今回の旅で訪問する事が出来た。

 

さて、稚内に到着した事で、宗谷本線も全区間走破完了。そして…

MO北海道を決めたかった駅、美深駅を最後に残す仕込みが完了。

美深駅…そう、特急宗谷がモチーフになった、オレの一番の推しでんこである「美深ふぶ」の名字の由来となった駅である。

勿論、この駅に降り立つ事も計画に織り込み済みである。旭川で次の特急待つと美深駅に降りれなかったので、アイテムで無理にでもゴリ押ししたのである。

 

13:01 特急サロベツ4号 旭川行き

特急の名前は変わるが、車両は札幌から稚内まで来た宗谷号と同じである。これで約束の地、美深駅まで戻る事に。

 

15:29 美深着

遂に約束の地、美深駅に降り立つ!

 

全てはこの地でのチェックインの為の布石だった…

MO北海道という目標を掲げた瞬間から、この約束の地でのフィニッシュは絶対条件だった…

 

そして…

 

 

北 海 道 制 覇 、 完 了 !

 

6日間に及ぶ長い旅、北海道全土を駆け巡った今回の遠征、それを約束の地・美深駅で達成したのだ、これほど感無量な事もあるまい。

最初は何となくの思い付きで計画した、MO北海道取得計画だったが、いざ終わってみると、この為に色々と調べて、思い付きの域を超える位の頭をフル回転させてた。

 

何はともあれ、最高の形で北海道遠征は幕を閉じたのだった。

 

 

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北海道5日目、日高本線

さて、一気に駆け抜けた北海道遠征も残り2日。この日は北海道でも最難関と言える、日高本線の攻略に着手する事に。

 

・2021/08/28 すすきの駅

6:34 地下鉄南北線 麻生行き 6:38 さっぽろ着

まず快活から札幌駅まで。JRの札幌駅と地下鉄のさっぽろ駅は、意外と離れているのである程度は時間に余裕を持たせたい。

 

6:52 特急北斗4号 函館行き 7:40 苫小牧着

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札幌から苫小牧まで、千歳線の残ってた区間を取得しつつ、いよいよ苫小牧から日高本線の攻略である。

 

日高本線…2015年の台風により厚賀~大狩部間の鉄道が路盤流出し、鵡川~様似間が長らく代行バス運行だったが、2021年に正式に廃線となり、今は苫小牧~鵡川間のみで列車が走っている状態である。

そして2021年4月に代行バスも終了。道南バスとJRバスが路線バスを運行しており、様似まで行く事は出来るが、乗り継ぎの時間をよく確認しておかないと、誇張抜きで帰れなくなる。

 

さて、今回の日高本線攻略は、バスで浦河町役場(浦河駅)まで行き、そこから様似までレーダーで取る手法である。

そのバスであるが、一番手っ取り早いのは札幌駅から出ている高速バス「道南ペガサス号」を使う事で、これなら直で浦河まで行き来出来るのだが、このバスは予約制であり、また今回の場合、千歳線の残りが取れるか分からなかったので、路線バスの方を採用した。

 

さて路線バスであるが、殆どのバスが苫小牧~静内・静内~浦河の系統に分けられており、静内での乗り換えが重要になる。また休日運休する便もあるので、そこも考慮しておかなければならない。オレが行った日はモロに土曜日だったので、思いっきりそれに引っかかった形である。

 

ざっくりと、浦河まで行ける便の乗り換え時刻を書き出すと、

苫小 静着  静発  浦河

9:05 11:35 11:55 13:05

10:50  13:20 13:25 14:35

14:00  15:45 ====   16:49

15:10  17:50 18:30 20:14

16:50  19:30 20:00 21:44

 

この5便となる。逆に、浦河から鵡川・苫小牧まで帰る便を見てみよう。

浦河  静着  静発   鵡川  苫小

13:49   15:24 16:10 17:31 18:25

16:09   17:44 18:25 19:49 鵡止

※午前中にも浦河から帰れる便はあるが、今回の攻略では使わないので省略

 

青文字は土日祝運休である。ここから導き出される結論は、

 

午前中の便で浦河まで行き、浦河16:09の便で戻らないと、その日の内に帰れない

 

という事だ。しかも折悪く土曜日、早く戻れる便は運休なので浦河か静内で3時間待ちを余儀なくされるのだ。

 

という訳で、嘆いても仕方ないので動く事にした。

 

9:05 道南バス 静内行き

一度乗ってしまえば、静内までは乗り継ぎなしなので、駅ろけサーチをぽつぽつ確認しながら、駅を取っていくだけである。バスなのでどうしても時間は掛かるが、逆に電車と違い、ゆっくり景色を眺める事が出来る。この沿線は競馬場があるせいか、馬が放牧されてる牧場が多く感じた。

 

11:35 静内着 11:55 浦河町役場行き

静内は駅から少し離れた所にイオンなどの量販店が軒を連ねており、比較的栄えてる感じがした。

 

13:05 浦河町役場着

さて、浦河町役場に到着し、レーダーを飛ばして日高本線を制覇。

これで北海道も残るは約束の地、宗谷本線だけである。

 

13:49 静内行き

さて、この後の13:49の便で静内に戻っても、どの道静内で3時間待ちになるのだが、浦河もそこそこ街ではあるが、静内の方が色々と利便性高そうだったので、静内で3時間待ちにした。

 

15:24 静内着

さて、改めて静内の街を散策してみたが、駅から少し離れた所には量販店があるものの、駅前等は割と閑静なモンだった。大型店舗が進出して来た事で客が流れて、活気を失った所に日高本線廃線…と踏んだり蹴ったりだったんだろうな、と想像出来る。

 

18:25 鵡川駅行き 19:49 鵡川駅

さて、バスの時間になり、これ逃したら帰れない便に乗り込み一路、鵡川まで。

 

19:58 日高本線 苫小牧行き 20:26 苫小牧着

20:49 特急北斗19号 札幌行き 21:36 札幌着

 

この便を乗り継ぎ、札幌に帰還。宿は前日と同じすすきのの快活である。

これで残るは宗谷本線のみ。しかし宗谷本線にあんな弩級の罠が仕掛けられているとは、この時、想像だにしなかったのである…

 

北海道4日目、髪の聖地へ…

さて、3日目かけて道東をほぼ制圧。この時点で難儀な路線が2つ残ってるが、とりまそいつらは後回しで、細かい所を攻めていく事に。

 

・2021/08/27 札幌駅

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まず攻めるのはここ。2日目に比羅夫までレーダーで取っておいたこの路線を繋げる為に、一路、札幌から西へ。

 

6:09 函館本線 然別行き

この道中で、先日の記事で書いた、札幌~発寒間のアイテムによる地下鉄及び市電の仕込みを行いつつ、西に向かっていく…が。

 

7:29 余市

余市で下車。何故ここで下車かと言うと…余市からレーダーで俱知安まで届くのと、この時間で余市で下車したら、11分後に札幌行きの快速が来る為である。この区間は列車の本数が比較的多く、逃してもリカバーは可能だが、この後に行く場所を考えると、ここは出来るだけ早く折り返したい。これで函館本線も繋がる形に。

 

7:40 函館本線快速ニセコライナー 札幌行き

これに乗って札幌にトンボ帰りである。しかしこの時点で、残る路線は実質3本に絞られる事に。

 

8:57 札幌着 10:00 特急ライラック11号 旭川行き

ここで約1時間の待ちである。実際は9:00発のカムイ7号もあるが、どっちに乗っても行先での乗り換え時間は変わらないし、3分の乗り換えでドタバタも嫌だったのでこっちを採用。

 

11:06 深川着 11:10 留萌本線 留萌行き

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さて、次は留萌本線である。留萌までは1時間程度であり、また留萌から先は廃線であるが、留萌からレーダーで全駅取得出来るので、普通ならサッサと留萌でレーダー飛ばして引き返す所だが…

 

12:07 留萌着

12:30頃に、駅前のバスセンターから旧増毛駅へのバスが出ているので、年齢的にも髪に悩みのある身としては、ここは訪れておかなければならないと思った。

 

13:00頃 旧増毛

そんな訳で、増毛に来たのであった。

増毛で残虐行為手当を狙ったが、日数に対してあまりにシブチンで、儲「け」が無い結果となってしまった。

 

 

毛量豊富なマツカでなく、オレの頭皮に刺激を頼む。

 

さておき、15時のバスで留萌に戻り…

 

16:17 留萌本線 深川行き

髪の聖地を訪れた後は、一気に札幌まで帰還する事に。

 

17:15 深川着 17:19 特急ライラック36号 札幌行き

これを逃しても30分後にはライラック38号が来るが、実際は無理の無い乗り換えだったのでこれで札幌に帰還。

 

18:25 札幌着 18:45 札沼線 北海道医療大学行き

19:32 北海道医療大学着 19:38 札幌行き

この日の内に、地下鉄と市電及び札沼線をコンプ。そして宿はすすきのの快活へ。今度はすすきのからの地下鉄始発を使っても間に合うので、施設が充実してるこっちを利用。

 

さて、この時点で残るは日高本線と宗谷本線となった。この辺は1日ずつ掛けて攻める事になる。いよいよMO北海道が見えてきた所だ。

 

 

北海道3日目、釧路~札幌

クソみたいな雨に悩まされた2日目でしたが、3日目の釧路の朝は曇天ながらも雨は降っておらず、一先安心と言った所です。

さて、この釧路の快活はランドリーが無いので、イオンの裏にあるコインランドリーで洗濯したのですが、ドラム式ランドリーは高いね…洗濯と乾燥で1000円持ってかれたよ…

 

・2021/08/26 釧路駅

釧路の朝はそんなに早く無いので、とりあえず朝飯に駅弁を買いました。

駅弁なので牡蠣はボイルしたモノだが、旨味がしっかり凝縮されててマジで美味かった。これも北海道の本気か…

 

8:57 快速しれとこ摩周号 網走行き

快速とは言え実際は鈍行で行くのと、10分位しか変わらないのだが、観光列車って事でクロスシートだし、そもそも特急が走ってないので、ゆっくり進む事に。この先はしばらくアイテムを使う区間も無いので、取り逃しだけ気を付けて、一路、網走に向かう。

 

11:53 網走着 12:35 特急大雪4号 旭川行き

さて、網走着である。網走と言ったら監獄。駅メモ界では毎日のように警察が跋扈しており、特に伊万里・野跡・日野は三大地とされていたが、最近は日野が無くなり、代わりに野跡のある愛知県がパワーアップしたとか。

 

さておき、網走では約40分待ちである。この時間では監獄観光とはいかないだろう。なので、昼飯の駅弁を購入。

これもなかなか。

 

さて、網走から旭川に向かう石北本線は、遠軽スイッチバックする為、進行方向が逆になる。特急の指定席を取る際はその辺も考慮しなければならない。人によっては左側の窓側がいいとか右側の窓側がいいとかあるだろう。どうしてもこだわるなら自由席の方が良いかも知れない。確実にこだわりが満たされる保証は無いが。

 

16:19 旭川着 16:30 富良野線 富良野行き

さて、旭川に着いたら、次は富良野方面である。

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先日、富良野より南はレーダーで取ってあるので、富良野まで行って滝川に抜ける感じである。富良野線は比較的本数が多いが、富良野から滝川方面は列車本数が少ないので、接続も考慮しなければならない。この16:30発を逃すと次に滝川行きに接続する便は2時間後になるので、少々乗り換え猶予は短いが、この接続を逃してはならない。

 

17:40 富良野着 17:57 根室本線 滝川行き

富良野と言えば、キャプテン翼松山光を思い起こす人も多いのでは。ここではあまり時間が無いので、とりあえず駅前の売店を少し見て回る程度に。

 

18:58 滝川着 19:32 特急カムイ44号 札幌行き

滝川駅で30分程待ちがあったので、駅前を少し歩いてみた。さすがに時間的にもやってる店は少なかったものの、ラーメン屋が1軒あったので、そこで食べたのだが、

ホンマ、北海道のラーメンってこんな美味いモノなのかってマジで衝撃的だった。ここまで旨味を凝縮させたスープ、本州ではまずお目にかかれない。豚骨や味噌でなく、醤油ベースでここまで濃い旨味を出すんだからとんでもねぇや。

 

さて、札幌に向かう特急では、また幾つかアイテムの使用を。

 

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丸で囲った、石狩金沢新十津川区間は現在は廃線になっており、一応バスで取得は可能だが、全線を通してのバスは無いので、ここもレーダーで取得する事に。

この区間は、函館本線と並走しており、滝川~上幌向の間からレーダーで取得可能であるが、函館本線から取る場合、中小屋は駅位置の都合でなつめが必須(必要検知数14)、月ヶ岡はなつめ+レーダーブースターが必須(必要検知数17)になる。

この2駅に関しては、後日訪れる札沼線の現役区間からもレーダーで届く(こっちは12でお釣りが来る)ので、ここで無理に取る必要は無いかも知れない。

 

そしてもう一つ。

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2日目で、追分から三川~栗山までレーダーで取ってた室蘭本線の、残り区間である志文~栗丘岩見沢からレーダーで取得。これで室蘭本線も全て繋がる事になる。

 

20:25 札幌着

そしていよいよ北海道の首都・札幌に、3日目にして初入りである。札幌には地下鉄が3路線と路面電車が環状運転しており、勿論これも取らないといけないが、もしアイテムを全力で駆使するのであれば、実乗が必要なのは南北線のさっぽろ~澄川と、市電の静修学園前~資生館小学校前だけになる。その辺を説明しよう。

 

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まず、左が地下鉄の路線図であり、右が函館本線及び千歳線の札幌近辺の路線図である。地下鉄の駅は太字の色付きで表示する。

まず、厚別~森林公園間で、新さっぽろにチェックインが可能である。また、平和~苗穂間からレーダーで、福住~豊水すすきのをレーダーで取得可能。また苗穂から北13条東環状通東をレーダーで取得可能。そして苗穂~札幌の間でバスセンター前にチェックイン可能であり、先の新さっぽろ~バスセンター前をルートビューンで取得出来る(尚、白石~苗穂間で東札幌にもチェックイン出来る)。

そして、これは4日目に通るルートだが、札幌~桑園間で西11丁目にチェックイン可能で、発寒中央~発寒の間で宮の沢にチェックイン可能である。それにより西11丁目~宮の沢までのルートビューンが可能になる。あと桑園で、市電西15丁目も取得しておく。これに関しては後項で説明する。またこれも4日目のルートだが、札沼線琴似から、南北線麻生~北12条がレーダーで取得可能。また百合が原から、東豊線栄町~元町がレーダー取得可能。

 

この時点で、東西線の残りは大通東豊線の残りは大通さっぽろのみになる。これは南北線とも重複しており、南北線さっぽろより南側を取る際に自然とチェックイン出来る。

 

では次に、南北線札幌市電の関係を見ていこう。

 

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まず市電すすきの南北線すすきのは同一扱いであるが、ここに関してはそれほど重要な話ではない。

まず南北線であるが、上では澄川までと書いたが、普通にレーダーを使っても、真駒内まで届かせるには澄川まで行く必要があり、また地下鉄という不安定な環境なので、イレギュラーな事が無ければ真駒内まで実乗するのが確実かも知れない。

 

…そのイレギュラーが起きたのが、この日のオレだった。

 

地下鉄に付き物なのが位置飛びであるが、オレはその位置飛びで、中島公園から真駒内にチェックイン出来てしまったのである。

そうなれば、ルートビューンで真駒内までの間を取ってしまえば終了である。

 

そして市電であるが、南北線幌平橋から静修学園前までは徒歩で行ける距離である。静修学園前からはなつめ+レーダーブースター使用で、山鼻19条~西線11条間を取得出来る。そのまま市電すすきの方面に進めながら、適宜レーダーを飛ばしていけば、資生館小学校前西15丁目以外は全て取れる。ではその西15丁目はと言うと…一つ前に戻って欲しい。桑園西15丁目を取っておくと言ったのはここに繋がって来るのだ。

 

少々煩雑な説明になったが、市電及び地下鉄に関しては、かなりアイテムで短縮は出来る。しかし実際の所、実乗してもそこまでタイムロスになる訳では無いし、遅くまで列車が動いてるので、この辺の兼ね合いはケースバイケースだろう。特に札幌に宿を構えるなら、次の日に起きれる自身あるなら、ギリギリまで粘るのもアリかも知れない。オレはそんな自信無いけどな。

 

さて、この日は札幌駅近くの快活にて宿を。すすきのまで行けば施設の充実した快活があるにはあるのだが、4日目は朝が早く、すすきのから札幌駅まで行く地下鉄の始発よりも出発が早いので、施設は妥協して近い方に。

 

この日は北海道の猛者を取得し、駅数が折り返しになったのだが、まだ先は長い。

 

北海道2日目、函館~釧路

さて、函館で一泊したオレを待ち受けていたのは

 

 

その日(8/25)は、まるでオレが進むルートを待ち構えてたかのように、函館から釧路に大雨の警戒情報が出されていました。なにこれ何かの天罰か?

 

ただ、ここまで来て進まない訳にもいかないので、列車がストップしない事を祈りつつ先に進みます。

 

・2021/08/25 函館駅

朝から傘が逆立つような雨風に晒されつつも、函館駅に到着。靴もびしょ濡れである。これ靴を買い替えるまで行く先で臭いでバイオテロを起こす事になるのだろうな…

 

6:02 特急北斗1号 函館発札幌行き

まずはこの便に。札幌まで行く便だが行くのは南千歳まで。それでも3時間は掛かるので、指定席をチャーターする事に。この先、長時間乗る特急では指定席を取るスタイルで。

 

さて、この北斗1号で南千歳に向かう途中で、幾つかのポイントが。

 

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大沼~森の間には「砂原支線」という支線があり、特急は大体直線で突っ切りますが、勿論ここも取らなければなりません。そこでここはルートビューンの出番です。

駅メモ上では砂原支線も函館本線の一部に組み込まれており、姫川~森の間に格納されています。

ここで注意しなければならないのは、姫川駅、及び東山駅は廃駅なので、ルートビューンの始点に出来ないという事です。普通にチェックインしていれば駒ヶ岳~森の間で使えるのですが、何か特殊なプレイスタイルで東山と姫川しか取っていないという、まったく新しい攻め方をしている方は注意が必要です

 

次のポイントは、

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北斗一号は、長万部で室蘭方面に進路を変更するのですが、この長万部倶知安区間は列車の本数が少なく、実際に乗ろうと思うと誇張抜きで1日ロスになるので、二股~比羅夫に関してはレーダーで取得しました。静狩~長和の間でこまめにチェックインしていれば、二股~ニセコは素で届き、比羅夫はレーダーブースターを使えば大岸~洞爺辺りで取れますがここで注意点。この区間はトンネルが非常に多く、特急で飛ばされる駅はチェックインが困難な場合もあるので、レーダー飛ばそうとしたらチェックイン出来る区間過ぎてた、という事態もあり得ます。ってかオレがなった。

なので、この区間はチェックインに集中し、後からオモイダースで座標を戻してレーダーを撃つのが確実でしょう。

 

その先、室蘭~輪西の支線があるが、これも先の砂原支線同様、本輪西東室蘭の間に格納されているので、ルートビューンするも良し、またレーダーも無理なく届くのでレーダーするも良し、である。

 

・9:18 南千歳着 9:26 特急おおぞら3号 釧路行き

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さて、北斗1号から南千歳でおおぞら3号に乗り換えだが、この辺の動きは図では少々分かり辛いので、路線の色で説明すると、

 

北斗1号は紫色の路線を西から走って来て、沼ノ端から赤色の路線で南千歳まで行き、南千歳からは黄色の路線で東に向かうという恰好だ。

ちなみに新千歳空港駅は、普通に千歳線からチェックイン出来るので問題無し。遠浅駅早来駅が漏れるが、石勝線から安平駅がチェックイン出来るので、ルートビューンで取ってしまえばいい。確実を期すならレーダーでも良い。また追分駅(特急停車駅)から東追分駅(廃駅)の間で、三川駅~栗山駅をレーダーで取得。この区間も実乗すると面倒なので、後日岩見沢方面に行った時に、そっちからレーダーで繋ぐ作戦である。

 

この辺の仕込みが終わったら、次は夕張支線。ニコ動などで散々アッテムトだの言われてた夕張である。

夕張~沼ノ沢間は、駅メモ上では新夕張占冠間に登録されているが、全て廃駅なのでルートビューンは使えない。新夕張から全駅レーダーで届くので、レーダーで取得。

 

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次はここである。新夕張占冠間は、1駅なのに34kmもの距離があり、その為1駅なのに運賃が500円位跳ね上がるという。決して山賊が跋扈している訳ではない。

 

さて、ここでは占冠駅からレーダーで布部~幾寅を取得。この区間は台風の影響で不通が続いており、廃止も検討されている路線である。不通であればレーダーを使うしかない。

 

・13:20 釧路着 13:26 花咲線 根室行き

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さて、占冠での仕込みが終われば、しばらくはレーダー等の必要が無く、純粋に列車旅を楽しめる。そして釧路に到着だが、ここで根室方面への列車に乗り換え。その接続時間は6分とタイトなので、釧路の街を楽しむのは根室から戻って来てからである。

 

さて、根室方面には、ルパン三世でおなじみモンキー・パンチ先生の故郷である浜中があり、その沿線であるこの花咲線の一部の駅には、

このように、ルパン三世のキャラクターのパネルが置いてあったりする。

 

15:54 東根室

東根室は、日本で最東端に位置する駅である。ここに降りたいが故に根室駅はレーダーで取る羽目に。電車も根室まで行って、引き返して東根室に降りたら、次は3時間待ちなのでそれは避けたかった。

 

16:15 釧路行き 18:51 釧路着

さて、釧路に到着である。この日の宿は快活クラブだが、ちょうど駅から快活の目の前に行くバス(イオン釧路店前)が出ているので、それを使って快活に。釧路の快活、駅から遠い事を除けば、イオンもあるゲーセンもある、何なら靴も買い替えたりと結構いい立地である。先人では釧路で土管で寝泊まりしたという剛の者も居たが、さすがにオレはそこまで剛の者にはなれなかった。

 

 

さて、北海道入りから2日でここまで。仕込みの忙しさと乗り換えのタイトさではこの日が一番慌ただしかった。この先は距離の暴力という、別の意味で難儀な難関が続くのだが…

MO北海道の軌跡 北海道入りまで

初めましての方も、ツイッターのリンクから来られた方もようこそ。音ゲーマー兼駅メモerのアルトアイゼンと申します。

 

少し前、駅メモでMO北海道を達成したのですが、その軌跡に関して

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こんな事を呟いてしまったが故に、攻略記事を書かざるを得なくなってしまいました今晩和。

 

いや、別に嫌々書いてる訳じゃなくて、オレ自身も記事を書くのはノリノリですが、ぶっちゃけMO北海道取得に特化した、使えるモノは何でも使ってくスタイルですので、北海道の食とか観光とか、そんな要素は一切無い、ただ駅メモの駅取得を垂れ流す記事になりますので、面白みもへったくれも無いと思いますが、それでも宜しければ読んでいただければ、と思います。

 

今回の遠征について、

・レーダー飴ロケット、ブースターをフル活用します。レーダーは常に最大検知数(12)である前提です。

・北海道フリーパス、青春18きっぷ北海道新幹線オプション券を利用します

・レンタカーや予約の必要な交通機関は使用しません

 

あと、レーダーやロケットの使用地点を分かりやすくする為に、

https://d1uyv6v1bosv8j.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/07194201/f311cec7748765e221b6f4b703605d351-1280x729.jpg

pato氏のこの路線図が分かりやすいと思いますので、参考にしていただく為にリンクさせて頂きました。

 

では、MO北海道の足跡を連ねて行こうかと思います。

 

 

・2021/08/24 青森駅

とりあえず、青森駅がスタート地点です。ここまでは2日前から青春18きっぷ(局地的に人権を購入して)来ましたが、ここまでのルートは人其々でしょうし、この先に待つ地獄を考えればその辺はどうとでもなるでしょう。さて…

 

津軽線 11:01 青森発蟹田行き

まずはこの便からスタートです。これを使って北海道新幹線の駅であり、18きっぷオプションが利用可能な奥津軽いまべつ駅まで行きます。

 

11:38 蟹田着 11:44 三厩行き

蟹田駅でこの便に乗り換えます。ホームの対面での乗り換えですので、乗り遅れる事はまずないと思いますが、これ逃すと次の便は2時間半待ちな上、更に奥津軽いまべつで2時間半、都合5時間待ちが発生するので、これを逃すのは即ち、死あるのみ。

 

(まぁ、この後にも2時間待ちはありますが…)

 

12:06 津軽二股

津軽二股駅と、新幹線駅である奥津軽いまべつ駅は歩いて接続出来るのですが、次の新幹線は

 

14:15 新函館北斗行き

 

ですので、ここで2時間の待ちに。幸いここには道の駅いまべつがあり、少々長い待ちとは言え外で吹き曝しになるような事は無いので、新幹線の時間までゆっくり過ごす事が出来ます。

 

 

待ち時間、サーモン丼を堪能しました。また、奥津軽いまべつ駅の待合室には大型テレビが置いてあるので、時間つぶしに難儀する事はありませんでした。

 

さて、時間になりいよいよ新幹線で北海道入りする訳ですが、ここで青春18きっぷ北海道新幹線オプション券について説明しようかと思います。

 

青春18きっぷは、ここを見てる方ならご存じの通り、JRの在来線(条件付きで一部三セクも)が乗り放題になるきっぷですが、北海道へはJR海峡線が北海道新幹線の開通により廃止され、在来線で北海道に行く便が無くなり、18きっぷでは北海道に行けなくなりました。しかし、それではあまりに不便と思ったかは知りませんが、有効な18きっぷを持ってる場合、北海道新幹線オプション券を購入すれば、奥津軽いまべつ木古内間は片道を新幹線に乗れるのです。また、木古内五稜郭は三セクの道南いさりび鉄道のみなのですが、前述のオプション券はこの道南いさりび鉄道の片道も乗れるので、18きっぷとオプション券で、奥津軽いまべつから五稜郭まで行ける、とてもありがたいオプション券なのです。

 

もちろん有効な青春18きっぷとの併用が前提ですので、もし青春18きっぷの期間外であれば、満額が必要になりますが、北海道リピーターで函館近辺取ってるならともかく、もしオレの様に北海道を1から攻めるのであれば、木古内から道南いさりび鉄道で函館方面へ行くのがベストかと。

 

さて、形はどうあれ、北海道に新幹線で入る訳ですが、いきなり試される区間があります。

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この区間は、既に廃線となっており、一応代行バスはあるもののそこまで乗ってる余裕は無いので…

 

奥津軽いまべつから木古内までの間に、知内駅にチェックイン出来る区間があります。んで、チェックインから5分後2時間以内に、オモイダースで知内にアクセスすると、レーダーブースター使用(検知数16)で廃線区間江差駅まで届くようになります。

 

知内にチェックイン出来る範囲は広くはないので、駅ろけサーチや最寄り駅サーチを活用し、取り逃がしの無いようにしたい所です。知内を取り逃がしたら…諦めろ。

 

14:49 木古内着 15:19 道南いさりび鉄道 函館行き

さて、木古内に到着した所で、

木古内駅は、駅メモのでんこの一人である、「木古内さいか」の名字の由来になった駅であり、またこの駅で5000駅目を達成。駅メモでは、称号獲得で電友さんにプレゼントが送られる仕組みなのだが、一部の称号では課金ガチャ1回分のチケットが送られ、5000駅はその課金ガチャ1回分のチケットを電友に送る称号である。

 

16:17 五稜郭着 16:28 函館行き

一応ではあるが、北海道新幹線オプションで道南いさりび鉄道が行ける範囲は五稜郭までである。ただ、多分普通に函館まで乗っても分からんだろう。函館で18きっぷだけ出したら追及のしようが無くなるし。しかしオレは五稜郭で降りた。不正乗車したくないって理由…ではない。肛門の防衛が限界だったので一先ず降りた。スッキリして今度は函館まで。

 

16:33 函館着

函館には路面電車が走ってるが、これに関しては1時間に4~5本走ってて、何なら十字街から枝分かれしてる両路線の駅はレーダーで取れるので、この辺はどうとでもなるだろう。

 

そして函館の路面電車を制圧した所で、

 

 

ここで北海道フリーパスを購入、同時に翌日の函館~南千歳・南千歳~釧路、翌々日の網走~旭川の指定席を確保。

 

北海道フリーパスに関しても説明しとくと、お値段は27430円。指定日から7日間、JR北海道の在来線と特急自由席が乗り放題で、期間内で6回まで、特急の指定席が利用可能という、MO北海道を狙うのであれば使わない理由が無いフリーパスである(但し、盆正月とGWは使えない)。

 

そしてこの日の宿は函館で。ホテルは函館駅より徒歩10分程度のホテルハートインで。この日は北海道が緊急事態宣言に入る前だったせいか、函館の街は普通に酒を出してて夜も店を開いてた。なのでこの日は酒を飲んでガッツリアテを堪能してた。こんなんで大丈夫か翌日以降のオレ。